[ 西海岸旅行記2006 ]    [ 西海岸旅行記2009 ]   

 

    アメリカ西海岸 旅行記 〜 後 編 〜 
 
photo
  
滞在3日目です。ようやくの『SEMA  SHOW』。
ショーに展示されていた車については、「SEMA  SH
OWフォトギャラリー」のページにてお楽しみ下さい。
 
それにしてもめっちゃ広いです、会場。その会場内にぎっ
しり車や各種パーツのブースがあるんだけど、とても短時
間では見きれません。たとえ一日中足を棒にしても無理で
しょ。
ましてや、せっかく来たのだからと日本人特有の貧乏性丸
出しで全部見ようなんて至難の技。
 
好きなものだけに集中した方がお利口さんかな。と気付い
たのは、ヘトヘトに疲れ果てた夜のことでした。
 
とにもかくにも歩き回ったおかげで、「How do yo
u do?」と幾度となく声を掛けられる。
「こんにちは」とか「いらっしゃいませ」って感じなんだ
ろうけど、それ以上話し掛けられると対応に困ってしまう
ので、にっこりスマイル。ちゃっかりステッカーやGOO
DSだけはGETしたけどね。
 
こんなんじゃダメだぁ〜。可愛い娘もいたのに・・・。
OVA行っときゃ良かったよ。
 
会場の外の風景。いかにもアメリカンちっくな感じ。こう
いうの見ると「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い
出します。なんでだろ?
 
会場の雰囲気は、日本ほど忙しくもうるさくもなく、落ち
着いたゆっくりとした時間が流れていたような気がしまし
た。来場者も多いのだけど、会場の広さがそれをあまり感
じさせません。
日本だと車を見てるよりも人ごみの中にいるって感じで、
人を見に来たのかよっ!てね。もっともキャンギャルON
LYの人たちもいるようだけど(爆)
 
前日の教訓を活かして、2日目は好きなもの見てきました
(笑)
日本と違ってキャンギャルは、あまり多くいないんだね。
年齢も高めだし。ハリウッド女優のようなキャンギャルに
たくさん会えるのかなって、とっても楽しみにしていたの
に。ちょっとがっかり。
いえ、かなり落胆しまくりです(爆)。映画見て、妄想し
すぎだのかもね。
 
Daytona』187号には、キャンギャルたくさん
掲載されてますね。どこにそんなにいたの?って感じです
っ!!。グラマラスダイナマイト美人が好みの方には、良
い目の保養になるかもしれませんね。個人的には、日本の
キャンギャルの方が好みですね。
 
そうそう、取材で来ていた薬師寺保栄さんを見かけたのだ
けど、傍にいたマネージャーさんらしき人は、可愛いかっ
たです、ハイッ。
photo
 
photo
  
photo
   
photo
 
100階建て・地上350メートルの全米一高い展望タワ
であるStratosphere Towerから見えるLasVegas
の夜景。
ここには世界で最も高い場所にある絶叫系マシーン「エク
スクリーム」、「インサニティ」らがあります。当然チャ
レンジだよね?!
 
2人乗り3両編成のジェットコースター系の列車に乗り込
んで、レールを伝わってビル外の遥か地上へ向けて射出。
そして、落下寸前でSTOPするという乗り物。
 
他に乗客はいないし、ちょっと老朽化が見えるし、係の人
が適当っぽい感じがするし(あくまでも日本との比較だけ
ど)、別の意味で恐怖だったよ。
 
最悪被害は2人で済むんじゃない?なんてことも思ったけ
ど、気付いたら両手を広げて笑顔で余裕のカメラ目線だっ
たんだけどね。
photo
  
photo
 
やっぱアメリカ来たからにはでしょ、にくっ!  肉食べ
なきゃでしょ!!ってことで、ステーキハウス行ってきま
した。何かと話題のアメ牛ですが、美味しかったです。日
本の霜降りのお肉より、むしろ好きだなって思いました。
 
見て見てっ、この大きさ!。日本からずっと一緒に行動し
ていたマルホランドオートの社長さんの顔と同じくらいの
Tボーンステーキです。食えるのか?こんなのと思ってみ
ていましたが、あっさり完食してました。いやいや驚きで
す。
 
お次は、カウボーイステーキ。これもでかいっ!つーか、
皿からはみ出してんじゃん。これも見事に完食してるし。
すごいなぁ。
 
写真はステーキハウスですが、翌日も肉っ!。ロスに戻っ
た韓国焼肉屋で久々に食べる白米に感動・・・・。やっぱ
日本人は、お米っ!!
  
滞在中一番の過酷な日だった日のお腹には、ごはんが染み
渡るぅ〜。と至福の時も束の間、飲むは食うはの宴の後は
某所を目指し、ロス市街を走り回ることに。まさか夜のロ
スのフリーウェイまでも走ることになるとは想定外。ホテ
ル帰って寝る気満々だったのに・・・。
 
ハリウッド見ました。ダウンタウンの高層ビル、ビバリー
ヒルズコップの警察署も見た。たぶんサンタモニカも。
他にもいろいろ・・・。いえ、ホントは通過しただけ(涙
)・・・。何やってんだか。
 
今日初めてお会いした現地在住の方に、すっかり自動車教
習をしてもらった感じ。かなりレベルアップしちゃったよ
ぉ(泣)
アメリカの交通ルールでは、信号が赤でも車がいなければ
右折できちゃうのでした。細かいことは分かんないけど、
大発見です。で、その間この二人の酔っ払いさんは、気持
ち良さそうに爆睡中。
フリーウェイを何度ものったり、下りたりしたものの、結
局、某所は見つからず、右往左往の夜でした。
photo
 
photo
   
photo
 
5日目です。今日のお目当ては、Irvine市にある『
THE SALEEN STORE』。
 
つくば市と姉妹都市であるIrvine市は、カリフォル
ニア大学アーバイン校(UCI)を中心に開発された計画
都市。高等教育機関が充実している事と、低い犯罪発生率
で知られ、都市の景観を守る為に厳しい規制が行われてい
るそうです。
 
レーシングドライバーであるスティーブ・サリーンによっ
て創立されたSALEENは、そんな綺麗な街に本拠を置
いています。
 
この一帯はベビーカーを押すお母さんや、若者や子供が多
く見られました。さすが全米一安全な都市の一つです。
 
とても居心地が良かった為、ついつい長居。もっともそれ
に見合っただけの良い買い物ができたけどね。ここなら、
英語の話せない自分でも住んでもいいかなと思わせるよう
な場所でした。
 
そんな穏やかな時間は、この後起こる大事件?の序章に過
ぎなかったことに、この時は微塵も気付いていませんでし
た。
 
夕方、取引先の会社を訪問する予定で、携帯で連絡を取り
ながら、近くまで来ていました。しかし、ある時点を境に
繋がらなくなり、道に迷うことに。30分以上費やしても
たどり着けない。
 
その結果、とった手段は「人に道を尋ねる」こと。いたっ
て普通のことなんだけど、この時、ここアメリカでは一大
決心
だって、英語話せないんだもん。
 
なんて場合ではない。片言英語を武器にコンビニに飛び込
んだら、店員さん英語話せないしっ!!(汗)
 
それでも何とか取引先に到着した頃は、真っ暗。怪しいメ
ッセージが流れる携帯は、プリペイドカード切れのお知ら
せだったことが判明org
全くもって、素晴らしいタイミング、ホントに・・・。
 
photo
 
photo
 
photo
 
そんなことも笑い話だよねと、計画していたスケジュールを終え、明日帰るだけという最後の夜の安心感なのか
開放感なのか、またもや酔っ払い発生。ここにこの旅最大の魔物が潜んでいました。
店内にいると日本にいるような錯覚を起こしてしまうような日本料理屋で、痛飲。
深夜、慣れない道を案内してもらいながら走り、ホテルに到着。そして・・・・。
  
あぁ、大事件勃発!!!!!
財布が無い!! パスポートがない!!! って、酔っ払いが寝言言ってる・・・。
 
え???    まじで?    どうするの?     戻るって、店分かるの?     道分かるの?
 
酔っ払いと赤ん坊と涙を見せる女性には、理屈は通用しません。おまけに逆ギレかよっ!
詳細については、記憶を封印したいので(爆)割愛させて頂きますが・・・。
 
その後、取引先の方のご尽力と多くの幸運が重なったこともあって、まさに映画のような奇跡のタイミングで、
無事フライトに間に合いました。機内に乗り込んだときは、離陸直前。
 
最後の最後で大きな落ちがついた初のアメリカ旅行でしたが、パック旅行では味わえない諸々の体験を、ホント
あり得ない位貴重な体験をさせて頂きました。
 
きっと良い思い出になることでしょう、たぶん・・・。トラウマにならないことを祈るばかりです。
 
( 完 )

<<Travel report2006  1/2 Travel report2006  2/2